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【私の記憶~中学生の時代と算数から数学へ勉強方法を思い出す~】

私は中学生の頃

 

数学と英語の2科目に力を入れている塾に通っていました。中学生になると算数とは違って、負の数やX、Yなどの記号を使った問題を解くようになり、とても新鮮で面白かったことを覚えています。

そして中学3年生にもなると

 

数学で習う内容が難しくなってきたと感じました。私が特に苦手意識を持ったのは因数分解でした。最初はどういう風に解いていけばいいのかさっぱりわからず苦戦していましたが、塾の先生に何度も丁寧に説明してもらうことで徐々に解けるようになりました。私が通っていた塾は1学年5~6人の少人数制だったこともあり、わからなかった問題を気軽に先生に質問をすることができたので安心して勉強を続けていくことができました。もし私が塾に通っておらず、学校の授業だけ受けていたとしたらよく理解できないままだったかもしれないなあ、と今でも思うことがあります。基本的に塾には週4回行っていました。夏休みと冬休みはほぼ毎日通って数学は2時間勉強していました。たまに遊びに行きたいと思うこともありましたが、塾での友達ができたことと、先生がとても面白い人だったことで、楽しく勉強を続けることができました。

私がしていた数学の勉強方法

 

は、とにかくまず先生の話をよく聞いて解き方を覚えること、そして問題をたくさん解くことを徹底していました。理解していないままでの単元に進むと、これまでに習ったことを使って解かなければならない問題があるので必ずどこかで躓いてしまいます。その対策として、わからないところは必ず質問するようにしました。学校では人数が多くて質問しづらかったのですが、塾では何度でもわかるまで聞くことができたので本当に良かったと思います。こうして多くの問題をこなしていくうちに自分の弱点がわかってくるので、そこを繰り返し解いていくことで苦手を克服していきました。あと、間違えた問題は解説をよく読むようにしていました。そしてまた同じ問題を解いてみて、それでもわからなかったら先生に質問して、答えが合うまで解くというのを繰り返しました。この勉強方法で、中学生の数学のテストではずっといい点数を取ることができました。

学校の授業はどうしても

 

すぐに次の単元に進んでしまうし、一度習っただけではすぐに忘れてしまいます。その対策としてもやはり塾や自習で自分の弱点を何度も反復して学習することが大事だったと思います。

塾では

 

数学を学べたことももちろん良かったのですが、何よりも勉強方法や、勉強に対する姿勢を学べたことが本当に良かったと思っています。

 

 

【私の中学生の時の塾の思い出と数学の勉強方法】

【私の中学生の時の塾の思い出と数学の勉強方法】

 

 

中学生が塾で勉強をすると言うと、高校受験で必死な生徒たちが毎日机にかじりついて勉強をするイメージが強い人もいると思います。

結論としては、私の中学生の時の塾の思い出は、つらいと同時に楽しいものになりました。

この記事では、私が中学生の時の塾の思い出や、苦手分野の勉強方法について紹介します。

 

  • この記事でわかること
  • 私の中学生の時の塾の思い出
  • 私独自の数学の勉強方法
  • 苦手分野や弱点の対策方法

 

中学生の時の塾の思い出!つらいけど切磋琢磨して楽しかった

 

私の場合、学校の放課後にそのまま塾へ直行するスケジュールでした。

同じクラスの友達も同じ塾に通っていたので、放課後は一緒に向かうことが多かったです。

私たちを担当していた数学の先生は比較的若くて、ノリの良い先生でした。

クラス1人ひとりの理解度を確認しながら授業を進行してくれる人だったので、自分だけ理解できていないまま置いていかれることがなかったので、毎回の授業がとても楽しかったです。

勉強はつらかったけど、楽しいと感じた理由

 

毎日勉強をするのはつらかったですが、背中を押してくれる先生がいたので、塾で勉強するのは楽しいと感じました。

勉強を毎日することは、相当勉強自体が好きな人でないとつらいものなのではないかと思います。

私はもともと勉強が大嫌いなタイプだったからこそ、わからないことがあったら導いてくれる先生がいる塾を利用することにしました。

もし自分1人だったら、確実に挫折して、勉強がつらいだけの思い出になっていたと思います。

 

私独自の数学の勉強方法とは?わからない部分を残さずに進む

 

他の教科と比べても数学は特に、わからない部分があったら完璧に理解しないと先に進むべきではない教科だと感じました。

なぜなら、数学は一度勉強した内容を応用して問題を解かなくてはいけないことが多いからです。

しっかりと問題の意図や正確な答えの出し方を把握してから先に進まないと、その先の問題は解けないようになっています。

なんとなくわかったつもりになって先に進んでしまうと、大抵答えが間違っているし、さらに理解ができないことばかりで結局立ち止まってしまいます。

こうなると、後戻りしてまた理解できていない部分を解き直す必要があるので、余計に時間がかかってしまいます。

数学は、地道にでもいいから1つひとつのステップをしっかり踏んで、理解してから進むことが大切だと感じました。

 

苦手分野や弱点の対策方法!類似問題を何度も解く

 

苦手分野はどうしても後回しにしたり、見て見ぬ振りをしてしまいたくなりました。

しかし、苦手分野を弱点にしたまま進んではいけないと感じています。

試験本番では、得意分野ばかりが出てくるとは限りません。

苦手分野ばかりのときや、苦手分野の得点配分が大きかったとき、その分野が得意な学生が優位になります。それでは点数が安定しません。

 

対策方法は、至ってシンプルです。苦手分野を集中的に勉強するだけです。

類似問題を何度も解き直します。問題を一周したら、もう一度一周するくらいのつもりが良いです。

理解できたつもりになっていても、別の問題を解いているうちに解き方を忘れてしまうことはよくあります。

だからこそ、しっかりと復習をして、本当に理解できているのかをしっかりと確認することが重要です。

 

塾に通ったからこそ楽しくしっかり勉強できた!中学時代の塾は良い思い出ばかり

 

ご紹介した数学の勉強方法は、自分で編み出したものではなく、塾の先生が教えてくれた方法でした。

苦手分野を避けて解こうとする私に、「苦手分野は得意分野にしてこそ自信がつく」と教えてくれた先生がいたからこそ、成績を一気に伸ばすことができました。

勉強は大変ですが、良い思い出にすることができたので、先生には感謝しています。

【私の中学生の時の塾の思い出と英語の勉強方法】

【私の中学生の時の塾の思い出と英語の勉強方法】

 

私が中学生の時、塾に火曜まで英語は一番の苦手科目でした。

しかし、中学を卒業する頃には英語が一番の得意科目になっていたし、一番好きな科目になっていました。

このように大きな変化ができたのは、英語の楽しさと魅力を教えてくれた先生のおかげだと思っています。

 

  • この記事で紹介すること
  • 私の中学の時の塾の思い出
  • 私がおすすめする英語の勉強方法
  • 苦手分野の対策方法

 

この記事では、私の中学の時の塾の思い出や、英語が好きになった私がおすすめする英語の勉強方法、苦手分野の上手な対策方法をご紹介します。

 

私の中学の時の塾の思い出!先生が圧倒的に独特だった

 

私は英語に対する苦手意識があり、一生理解することはできないのではないかと思いながら塾に通うことにしました。

どうしても英語の文法と覚えた単語を掛け合わせて応用することができず、英語は面白くない教科だと感じていたので、正直自分で勉強するには限界を感じ始めていました。

塾で出会った英語の先生は経験も豊富で、会話をしながら授業を進めてくれる人でした。

始めのうちは英語の授業が始まるたびに、「わからなかったらどうしよう」という不安な気持ちにかられていたのを今でも覚えています。

しかし、この授業を受けるうちに、「わからなくても今わかるようになれば良い」と感じるようになりました。

 

先生の人柄や教え方が独特だった!

 

経験が豊富な先生は、海外で実際にその単語や文法を使ったときの思い出話しをしながら英語を教えてくれました。

そこでやっと気づいたのが、「英語は実際に利用できる科目」であることです。

今までの私は、英語は覚えるだけの教科書上に使ったことがないアルファベットが並んでいるだけの暗記科目だと思っていました。

しかし、塾では英語の先生がいかにも楽しそうに実話を練り込みながら英語の使い方を教えてくれました。

すると、英語を自分の生活の中で実用するときのイメージが湧くようになり、「覚えるだけの科目」から「できるようになれば実際に使える科目」に変わりました。

先生の教え方はとても独創的で、気づいたら授業を受けるのがとても楽しみになっていきました。

 

私がおすすめする英語の勉強方法

 

英語は利用してこそ覚えられる科目だと感じました。

だからこそ、覚えた知識を実際に使ってみることをおすすめします。

覚えた文法や単語を自分の立場に置き換えて、どんな場面で利用できるかを考えて文章を作ってみてください。

こうすることにより記憶力も良くなり、とっさの場面で役にたつようになります。

塾の先生は授業の合間に突然英語で話しかけてくる人でした。

勉強した文法や単語をしっかりと身につけるために、かなり実用的な方法だと感じています。

先生が英語で投げかけてくる質問に、勉強したばかりの文法を使って答えることで、理解度が高まります、こうすることで、文法が自分のものになる感覚を味わえるので効果的です。

 

苦手分野の対策方法!何度も繰り返し記憶する

 

勉強をしているうちに、どうしてもしっくりこない文法や単語がありました。

そういう場合は、避けずに何度も繰り返し使って覚えることをおすすめします。

英語と日本語は文法もアルファベットも単語も全く違う言語なので、覚えたばかりで身につけるのが難しいです。

だからこそ、口に出して何度も練習したり、先生に問題を出してもらうなどして身に着けるようにすることをおすすめします。

 

英語が私の一番得意な科目になった理由!苦手科目を克服したから

 

苦手意識が強かった英語ですが、塾の先生の授業スタイルや独自の勉強法を地道に続けた結果、一番好きで得意な科目になりました。

英語を勉強するときには教科書上の科目で終わらせずに、実際に活用するときを想像しながら学習すると身につきやすいです。

一度身についたら、あとは応用して利用していくだけです。

ぜひ試してみてください。

英語がメチャクチャ苦手だった中学生の頃の話

英語がメチャクチャ苦手だった中学生の頃の話

 

 

 

1.中学1年の時の最初の中間テストの状況

小学校を卒業して中学生になった。

最初の中1の英語の中間テストの点数は今でも覚えている。

テストが返却されると60点であった。

最初、返却されてきた答案をみて特に苦手意識はなかった。

しかし周りの友達と話してみると普通にみんな80点や90点台が多かった。

相対的にきっと私の60点という点数は低かったのだろうな。

というぼやっとした記憶がそこにある。

教科書はNEW HORIZONでbe動詞とかが試験範囲だった気がする。

 

2.中学校1年のその後の英語の状況

中間テストが終わって夏休みがあって

秋になって冬になった。

そのころあまり意識していなかったのだが

英語の定期テストの点数は50点台になってそのうち40点台になって

私は「英語って嫌だな」と自覚し始めた。

私の通っていたのは私立の進学校でもなんでもないどちらかというと県内、いや市内でも下の方の中学校だった。

このころになると「英語=苦手」というのが自分でもわかってきた。

 

3.いよいよ英語の定期テストで18点をたたきだす

ずるずると私の中学生時代は過ぎていった。

部活も全く面白くもなくただ私はダラダラと毎日を過ごしていた。

そして冬頃の中学校の定期テストでとうとう採点された英語の点数には18点と書いてあった。

もちろんこれは100点満点のテストである。

私はこのとき強いショックを受けた。

流石にのんきな私も18点はマズイと思った。

もはやどちらかというと0点に近い・・・

「英語、落ちこぼれた・・・」

この段階だともはや何がわかなくて、何がニガテなのか?すら自分ではわからなくなってきていた。

 

 

4.塾にいく

私は小学校の時に塾に行ったことがなかった。

しかし私の母は思うところがあったらしく

中1の冬に近所に英数塾を探してきた。

街のお店で働いていたのだからきっと「あそこの塾はいい」とかそういう情報が耳に入っていたのだろう。

初めての私の塾は住宅地の中の家に~英数塾という小さく控えめな看板がかかっていた。

そこで先生としばらく話すと「英語を最初からやり直そう」と言われて

私は教科書の最初の頃の話

名詞にはaをつけるとか、筆記体こうやって書くんだ~ Be動詞と一般動詞の違いなど

初歩の初歩から先生のマンツーマンレッスンが始まった。

この時、中学校の学校の授業はもう中1の終わりに差し掛かっていたがそれは全く気にせずに

私は初歩の初歩からやり直し始めたのである。

あの頃は個別指導なんてものは存在すらなかったが1対1で先生は教えてくれた。

??学校とは違う感覚で中1の時代は過ぎていった。

 

 

5.中学2年生の時代

中学2年になったころ、学校の英語の定期テストを受けるといきなり90点とかになった。

ほぼ同時に私の中学の同級生の数人の集団授業に合流することになった。

これは予想だが先生は私の英語レベルのひどさをみて最初から集団授業は無理と判断したのだろう。

英語の初歩の初歩の入門レベルからやりなおすことによって基本が定着してきたんだと思う。

振り返ってみるとやはり基礎、キホンが大事である。

その後の中学2年、中学3年となってもだいたい英語の定期テストは80点~90点であった。

それは英語を最初からやり直したからである。

 

もし私が中1の冬に英数塾に母親に連れられて行かなかったらならば

私の人生は今とはまるで違った人生になっていたに違いない。

 

塾で競争をして成績を伸ばした思い出

塾で競争をして成績を伸ばした思い出

 

■親友に負けたくなくて塾に通う

仲良しの友人は勉強に部活、さらにピアノも上手でマルチに何でもできる人でした。 うらやましいという気持ちもありましたが、私も負けたくないと思う気持ちが強くありました。 中学生の中でも1年生の頃は、どう頑張ってもダメで困っていたのです。 特に数学が苦手で、国語や社会の点数は良かったものの全部の科目の点数を見ると悪くて困っていました。 何か自分なりに弱点を克服する方法がないか考え、周りを見るとやはり塾に通っている子が成績を伸ばしているイメージがあったので私も通おうと思いました。

■塾に通って対策を採ってから成績が上がる

最初は塾ってどうなんだろうという気持ちもあったのですが、通ってみるとほかの学校に通う中学生もいてまた学校の雰囲気と違いました。 私が通っていた塾は頭のいい順番にクラス分けをするシビアな塾で、最初は一番下のクラスでした。 同じクラスからも何人か塾に通っている子がいたのですが、一番上のクラスにいてすごいと思ったのです。 それと同時に同じ中学に通っているのに差があることに納得がいかず、猛勉強するようになりました。 塾ではまた学校での教え方とは違っていて、要点を中心に暗記したほうが良いものなどを効率良く教えてもらえました。 私の通っていた塾では毎週のようにテストがあり、1位から最下位まで包み隠さずに貼り出すところだったのです。 学校では個人的に自分の順位がわかるものの、順位をすべて貼り出すということはしていなかったのでとても刺激になりました。 最初は後ろから数えたほうが早かった成績も、どんどんと伸びていき3年生の頃には一番頭のいいクラスか中くらいのクラスを行ったり来たりするくらいにまでなりました。 塾で勉強した後は家でも同じところを復習して、朝にも学校へ行く前に要点をパラパラと見たのです。 暗記するコツなども覚えていくうちに、勉強自体が楽しくなり数学への苦手意識もなくなりました。 最初は個別指導のほうが自分のペースでできて良さそうと思ってはいましたが、実際には目で見て毎回皆と競争しながら成績を上げていくというやり方が合っていたようです。 親友と成績の話になったときに、3年生の頃には私のほうが上位のこともありました。

■数学の勉強方法のコツを知った

最初は学校で数学を学んでいるときは、やみくもにとにかく問題を解いていました。 しかし塾に通うようになってからは、必ず覚えておけばいい公式のほかに例題を教えてもらえるようになったのです。 例題では数字が記載されているので、そのまま暗記し式の途中の過程もすべて覚えます。 すると少し応用になったような問題がでたときに、公式にうまく当てはめられないときにも暗記していた例題に当てはめて考えていくとすんなりと解けることが増えました。 例題もいくつか自分のためになりそうなものは理屈を考える前にまず丸暗記し、その後どうしてこのような式の順番になって答えが出るのか考えるようになりました。 後は新しいことを次々と覚えていくので、前に勉強したものを時間に余裕があれば復習するようにしたのです。 たとえば2年生の頃から1年生で学んだことを少しずつ、1学期分、2学期分などと教材をまた開いて復習しました。 結構忘れていることもあったので、復習することで2年生で習う数学に繋がる問題も思い出し、さらに理解が深まりました。 使っていないと忘れてしまうので、何回も繰り返し問題から答えまで暗記してしまう程の勉強方法は自分に合っていたと思います。 たまに単位やちょっとしたミスをしてしまいがちだったので、問題文の大切なところにはマルを付けたり、単位の下に波線をしたりして目立たせて間違わないにも工夫をしたら、ケアレスミスも減らせるようになりました。

中学から大の苦手になった数学と塾のランク別授業

中学から大の苦手になった数学と塾のランク別授業

 

 

■算数から数学になったら

小学校までは算数は100点も取ったことがあり、成績表でも5が基本でした。 ですが、中学に入って科目が算数から数学になったとたん、4、3と成績が悪くなるほど苦手になったのです。 もっとも、振り返ってみれば、小学校時代も新しい単元に進むとつっかかることがあった気がしてきます。 たとえば、分数を理解するまでに時間がかかった、複雑な計算になるとほかの人の2倍くらい時間がかかる、分度器が使えない、図形が描けないなど、苦手な分野はあったのです。 方程式などパズル的な問題はそれなりに得意でしたが、計算力がなく、かつ、教科書には出てこない応用問題が苦手でした。 中学に入ると、とにかく理解力が衰え、これまで取ったことがないような点数を取るようになりました。 これではいけないと母親が塾に申し込みをしたのです。

 

■塾はランク分けが当たり前

今でこそ、少子化の時代で個別指導が当たり前になっていますが、私が中学生の時代は子供が溢れているベビーブーム世代です。 塾は集団授業が当たり前で、しかも、クラス分けというのがありました。 入塾試験を行い、レベル別にAクラス、Bクラス、特別クラス、進学クラスなどにランク分けされてしまうのです。 その塾に通っていない人たちの間でも、ランク分けの情報が浸透していて、「あの子はBクラス。」、「あの人は一番いいクラス。」など噂されることもあり、プレッシャーを感じる人もいれば、恥ずかしい思いをする人もいたと思います。

 

 

■塾でもなかなか苦手は克服されず

今のような個別指導塾はない時代で、個別指導を受けるなら家庭教師の時代でした。 そのため、ランク分けされて塾の授業に出ても、ついていけなければ苦手科目が得意になることもありません。 学校の授業に加えて塾でも指導を受けられるという点で、少しは理解力が高まるものの、部活を終えた後に塾の授業に出ているので、疲れて眠くなることやお腹が空いて集中力がなくなり、授業を聞いていないこともしばしばでした。 結果として、塾に通っても、ほとんど数学の点数が上がることはなかったのです。

 

 

■1人集中レッスンが一番理解力が高まる

家庭教師を数ヶ月トライしてみたり、毎月送られてくる添削型の通信教材を利用したりもしましたが、なかなか成績は上がりません。 受験も近づいてきて弱点克服のためにどうすべきか考えた勉強方法が、今思えば基本に立ち返ることでした。 それは1人で黙々と一から向き合う勉強方法です。 授業を受けたり、家庭教師に説明されたり、学校の教科書とは少し異なる通信教材を利用しても、説明に集中できず、なんとなくしか理解しておらず、説明されて理解した気になっているのです。 ちゃんと知識がインプットされていないので、アウトプットができるはずがありません。 数学は数式や論理を理解したうえで、アウトプットできるようにならなければ、解けない科目です。 インプットができないのにアウトプットができるはずもなく、ここをクリアしようと考えました。 そのための基本対策が、学校で配られた教科書に沿って何度も読み、掲載されている例題を空でも解けるまで何度も解き、掲載されている問題を間違えなくなるまで繰り返し解くという地道な勉強方法です。

 

 

■数学は反復練習

 

 

余計な参考書や通信教材、塾で与えられる難しい問題集や応用問題を解きまくるより、与えられた教科書を完璧にすることが、弱点克服のためには何より役立った気がします。 教科書は学校の授業で1度サーっと見るくらいで、わかったつもりになっていたのですが、1人で集中的に教科書と向き合い、1つも間違いなく解けるまで繰り返し行うことだと気づいたのです。 これを繰り返して完璧に解けるようになると、テストで出る応用問題も、反復練習の効果が出て解けるようになるから不思議です。

塾の先生との二人三脚で数学と友達になれた日

塾の先生との二人三脚で数学と友達になれた日

 

 

 

 

■先生が苦手でますます嫌いになった数学

 

もともと算数は小学4年生の頃から「少しわかりにくいな」という感覚でいたのですが、それが「苦手である」と確信したのは中学1年生です。 少しだけ苦手意識はあったものの、なんとかこなしてきた算数も、中学からは内容に深みがでてきて数学を難しいと感じることが多くなりました。 さらに担当していた男性の先生との相性が悪く、「授業は楽しくない、わからない、質問にも行きたくない」と完全に解決策を見失ってしまっていたのです。

 

 

■友達と同じ塾に入ることを決める

 

「このままじゃまずい」と思い、部活の友達が通っている中学生を対象とした塾の体験に行ったところ、やわらかい塾の雰囲気に安心感を覚えて入塾することにしました。 大手の塾ではなく個人が経営している塾だったからか、サテライト講座があるわけでもなくどちらかというと、「塾」という空間の中で個人的に家庭教師に教えてもらっているという感覚です。 部活で疲れたカラダと脳に、数学を詰め込むのは少々つらかったのですが、塾帰りに友達と食べるアイスクリームがおいしくて、いつの間にか塾に行く日が大好きになっていたことを思い出します。

 

 

 

■運命の出会い!まさかの大学生

 

塾では、講義が終わった後も質問は大いに受け付けてくれるため、学校でわからないところがあるとプリントやノートを持ち込んで先生に教えてもらうことが多くなっていきました。 アルバイトの先生だと思うのですが、入塾してからしばらくしたころ、大学生の先生がやってきました。 笑顔が素敵な女性で、私が苦戦する難しい数学の問題も、パッと見ただけで解けてしまい、そのスマートな女性は私の憧れになりました。

 

■数学と友達になる

彼女から教わったことは「数学と友達になる」ということです。 なぜ苦手なのか、どの部分につまずいているのか、弱点を洗い出すことで対策が立てられるということを彼女から学びました。 わからない部分がぼんやりとしていて、数学であればすべてが苦手であると認識していた私ですが、すべてが苦手なのではなく、数学の中にも得意な分野があることの気づけたことも大きな収穫でした。 第一印象の悪かった人でも、しっかりと話をしてみると案外いい人だとわかったり、いつの間にか親友と呼べるくらい仲の良い友達になっていたりということがありますが、「数学は苦手」と決めつけてはいけないなと感じています。

 

 

■私にぴったりの勉強方法

 

 

私が憧れた先生に教えてもらったもう一つのことが、「自分らしい勉強方法」の発掘です。 私は解いたことのないパターンの問題文に出会ってしまうと、とにかくパニックに陥ります。 そこでペースが一気にくずれて、最初は順調であった問題も最後まで平常心で解くことができなくなってしまうのです。 私にとって、とにかくいろいろな問題のパターンになれることは、数学へ苦手意識を持たないためにも必要な勉強方法でした。 一度でも見たことがある問題であれば、心を落ち着けて取りかかることができます。 東大生には「同じ問題集ばかりを解く」といった勉強方法をしている人も多いのですが、私にとってはまずは多くの問題になれるのが一番の方法だったように思います。

 

 

■塾に行くメリット

 

塾で先生方から学ぶことで、自分のことを客観的に見てくれる人が増えるのはすばらしいことだと思います。 自分では気づけなかった弱点はもちろんのこと、強みの発見にもつながります。 そして、塾で他校の生徒と友達になれることも大きなメリットです。 高校に同じ塾から進学した友達がいればそれだけで安心感がありますし、中学校の友達と合わない場合でも塾の友達となら仲良くできることもありました。 中学でともに学ぶ友とはまた違う絆が、塾の友達とは生まれて一生の友と出会えるかもしれません。 数学を学べたことに加え、塾では人生の持ち駒も増えたのかなという気がしています。