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塾で競争をして成績を伸ばした思い出

塾で競争をして成績を伸ばした思い出

 

■親友に負けたくなくて塾に通う

仲良しの友人は勉強に部活、さらにピアノも上手でマルチに何でもできる人でした。 うらやましいという気持ちもありましたが、私も負けたくないと思う気持ちが強くありました。 中学生の中でも1年生の頃は、どう頑張ってもダメで困っていたのです。 特に数学が苦手で、国語や社会の点数は良かったものの全部の科目の点数を見ると悪くて困っていました。 何か自分なりに弱点を克服する方法がないか考え、周りを見るとやはり塾に通っている子が成績を伸ばしているイメージがあったので私も通おうと思いました。

■塾に通って対策を採ってから成績が上がる

最初は塾ってどうなんだろうという気持ちもあったのですが、通ってみるとほかの学校に通う中学生もいてまた学校の雰囲気と違いました。 私が通っていた塾は頭のいい順番にクラス分けをするシビアな塾で、最初は一番下のクラスでした。 同じクラスからも何人か塾に通っている子がいたのですが、一番上のクラスにいてすごいと思ったのです。 それと同時に同じ中学に通っているのに差があることに納得がいかず、猛勉強するようになりました。 塾ではまた学校での教え方とは違っていて、要点を中心に暗記したほうが良いものなどを効率良く教えてもらえました。 私の通っていた塾では毎週のようにテストがあり、1位から最下位まで包み隠さずに貼り出すところだったのです。 学校では個人的に自分の順位がわかるものの、順位をすべて貼り出すということはしていなかったのでとても刺激になりました。 最初は後ろから数えたほうが早かった成績も、どんどんと伸びていき3年生の頃には一番頭のいいクラスか中くらいのクラスを行ったり来たりするくらいにまでなりました。 塾で勉強した後は家でも同じところを復習して、朝にも学校へ行く前に要点をパラパラと見たのです。 暗記するコツなども覚えていくうちに、勉強自体が楽しくなり数学への苦手意識もなくなりました。 最初は個別指導のほうが自分のペースでできて良さそうと思ってはいましたが、実際には目で見て毎回皆と競争しながら成績を上げていくというやり方が合っていたようです。 親友と成績の話になったときに、3年生の頃には私のほうが上位のこともありました。

■数学の勉強方法のコツを知った

最初は学校で数学を学んでいるときは、やみくもにとにかく問題を解いていました。 しかし塾に通うようになってからは、必ず覚えておけばいい公式のほかに例題を教えてもらえるようになったのです。 例題では数字が記載されているので、そのまま暗記し式の途中の過程もすべて覚えます。 すると少し応用になったような問題がでたときに、公式にうまく当てはめられないときにも暗記していた例題に当てはめて考えていくとすんなりと解けることが増えました。 例題もいくつか自分のためになりそうなものは理屈を考える前にまず丸暗記し、その後どうしてこのような式の順番になって答えが出るのか考えるようになりました。 後は新しいことを次々と覚えていくので、前に勉強したものを時間に余裕があれば復習するようにしたのです。 たとえば2年生の頃から1年生で学んだことを少しずつ、1学期分、2学期分などと教材をまた開いて復習しました。 結構忘れていることもあったので、復習することで2年生で習う数学に繋がる問題も思い出し、さらに理解が深まりました。 使っていないと忘れてしまうので、何回も繰り返し問題から答えまで暗記してしまう程の勉強方法は自分に合っていたと思います。 たまに単位やちょっとしたミスをしてしまいがちだったので、問題文の大切なところにはマルを付けたり、単位の下に波線をしたりして目立たせて間違わないにも工夫をしたら、ケアレスミスも減らせるようになりました。